英語教材のアルクと、よく似た安いおもちゃの違いを比較
玩具と教材のちがいとは?
小学校での英語の必須科目化への動きを受けて、最近は、おもちゃ業界でも英語を学べる知育玩具に注目が集まっています。
お店をぶらりと見て歩いても、英語を話す赤ちゃん向けのぬいぐるみや、中学生顔負けの英語学習が出来るDSのソフトなど、各メーカーがあらゆる商品を展開していますね。
その中には、この「音が出るペン付き アルクの2000語えいご絵じてん」と同じタイプの玩具も存在しています。
その中でも、特に人気があるのが、
・「アンパンマン えいごもしゃべるよ おしゃべりいっぱいことばずかんDX」
・「ディズニー ミッキーマウス&フレンズ おしゃべりイングリッシュ」
ではないでしょうか。
どちらも、アルクの「えいご絵じてん」と同じように、付属のタッチペンから音声が流れ、子供たちが楽しみながら英語を学んでいくということをコンセプトにしている商品です。
実は、我が家には、以前からこの2つのおもちゃがあり、どちらもそれなりに、子供たちのお気に入りでした。
子供の年齢が小さいうちは、おもちゃの方で十分なのかなと思っていましたが、アルクの「えいご絵じてん」を使い始めてからは、その実力の違いに驚かされています。
やはり、知育玩具とはいえ、おもちゃはおもちゃ。
英語学習の老舗ともいえるアルクが作った子供英語教材とは、比べものにならないなというのが、実際に両方を使ってみた率直な感想です。
デフォルトは英語?日本語?
これらのおもちゃとアルクの「えいご絵じてん」の決定的な違いは、何といっても、基本の言語が、英語なのか、日本語なのかという点です。
「えいご絵じてん」もオールイングリッシュというわけではなく、各ページには、日本語訳も収録されています。
ただ、基本的には、ボタンを入れ、子供が初めに目に付くところをタッチしたなら、おそらく流れてくる言葉は英語であるはずです。
というのも、日本語の訳を聞くためには、小さな番号をタッチする必要があるからです。
それに引き替え、アンパンマンの「ことばずかんDX」もディズニーの「おしゃべりイングリッシュ」も、基本の言語は、日本語です。
例えば、「ことばずかんDX」で子供たちが遊ぶ様子を見ていると、やはり大好きなアンパンマンやばいきんまんといったキャラクターをタッチしています。
ところが、タッチペンの音声を英語モードに切り替えていても、単語が英語へと変換されるだけで、キャラクターたちは、変わらず日本語の文章を話すのです。
これは、「おしゃべりイングリッシュ」の方でも、同じです。
ディズニーのキャラクターたちは、日本語しか話すことが出来ません。
さらに、アンパンマンの「ことばずかんDX」よりも、英語モードに切り替えるのが難しく、電源を切るたびに、一旦、日本語モードに戻ってしまうため、我が家でも、下の1歳児は自分で切り替えることが出来ず、親か上の子がいないと、延々日本語で遊び続けています。
もちろん、おもちゃと割り切って、ついでに英語が付いているという程度なら、これで満足なのかもしれませんが、「子供に英語脳を!」と考える保護者には、少し不満が残るのではないでしょうか。
アルクの「えいご絵じてん」の実力
それ以外にも、名詞ばかりで、文章どころか、挨拶程度の会話が少し含まれているだけである点など、やはり、英語学習という面では、随所にレベルの差を感じてしまいます。
もちろん、アルクの「えいご絵じてん」と、この2つのおもちゃとでは、価格も違います。
また、「ことばずかんDX」や「おしゃべりイングリッシュ」の方は、絵をタッチすれば、音声が出るため、小さな子供には直感的には使いやすいのかもしれません。
けれども、それも、文字をタッチすることで、将来、英文が読めるようにという、アルクならではの配慮ではないかとも考えられます。
昔から、「餅は餅屋」という言葉もあるように、やはり、子供の英語学習に長けたアルクの教材は、安心感と実績があるように思えます。
両方使った我が家の結論!
数千円から1万円程度の違いであれば、断然「えいご絵じてん」をおすすめします!
実際に使ってみてアルクの教材はうちの子にピッタリの英語教材でした。
今は子供が上達するにつれて、私もついつい嬉しくなってしまいます。(笑)
大事なお子さんを持つ、多くのママさんに是非使っていただきたい教材です。
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