子供英語学習にカードが効果的なわけとは?
カード学習も英語のおすすめ勉強法
子供英語のおすすめ学習法の一つに、カードを使ったやり方があります。
この方法は、多くの子供英語スクールや子供英語教材で用いられており、子供の英語学習に大変効果的です。
英語カードは、大人の英語学習や従来の中学高校生の英語授業ではほとんど使われることがないだけに、子供英語の特徴的なアイテムといえるでしょう。
子供に英語を学ばせる際に、カードが重宝されるのは、やはり視覚でとらえた映像をそのまま英単語として頭にインプットできるからです。
もちろんできることなら、カードではなく、本物を見せて英語をインプットできればいいのですが、果物や野菜ならまだしも、ゾウやキリンを毎日見せるわけにもいきません。
そこで、カードを使い、少しでも視覚に訴えるようにするのです。
カード英語は、「話す力」と「聞く力」を強くする!
日本語だけで成長した大人の頭は、例えば、りんごの絵を見たときに、まず一旦、日本語で「りんご」と認識し、頭にインプットします。
それを脳内の辞書で、「りんご=apple」と変換し、「apple」と発音するという流れになります。
これが、小さい頃から、カードを見ながら、「apple」という単語を聞き続けた子供は、
自然とりんごの絵を見ただけで、「apple」という言葉が頭に思い浮かんでくるのです。
こう聞くと、日本語の「りんご」という単語がおろそかにならないのか、と心配する人もいるかもしれません。
しかし、私たちがちょうど方言と共通語を使い分けるのと同じように、英語を学習していくことができますので、家で全く日本語を話さないというようなケースでない限り、大丈夫だと考えられています。
今までの日本の学校英語では、一文一文に訳をつけられるようになることこそ最も重要とされていたために、このような直感的に英語が浮かんでくる、という単語の教え方をしてきませんでした。
日本人に、話す力や聞く力が足りないといわれる原因はここにあったのですね。
私たちの子供には、そのような苦労をさせないためにも、
小さいうちからカードを使い、英語脳を鍛えておこうというわけです。
カードは、子供英語スクールで購入したり、英語教材に含まれていたりするほか、通常の書店で売られているものもあります。
公文から発売されている「英語カード」のシリーズは、種類も多く、CDが付いているため、発音に苦手意識のある保護者にも人気があります。
また、小学生の子供たちには、アルクの「子ども英語BOOKS 英語の絵カード&ゲーム集」もおすすめです。
こちらはCDだけでなく、ワークシートもついていますので、小学校の英語の授業顔負けのレッスンが、おうちで楽しめます。
その他、切ったりする手間も、子供と一緒に楽しめるという保護者には、インターネットからダウンロードし、印刷して使える無料カードもたくさんありますので、ぜひ検索してみてくださいね。