子供英語は遊びながら覚えるのが一番!
遊びながら英語を学ぶ
子供は好きな遊びをしているとき、脳が通常の何倍も活性化するといわれています。
それなら、遊びを子供の英語学習に取り入れてみてはどうでしょうか。
日本でも、小さい子に言葉をたくさん覚えさせるために、しりとりをして遊んだり、早口言葉やだじゃれを楽しんだりします。
英語圏の子供たちも、やはり同じように色々な遊びを通して英語のボキャブラリーをどんどんと増やしながら成長していきます。
英会話スクールや小学校の英語の授業でも、よく取り入れられるアクティビティと呼ばれる指導方法も、実はもともとは、英語の遊びをもとにしているというケースが多いのです。
子供たちに人気の英語の遊びをいくつか挙げてみますので、食いつきの良いものがありましたら、ぜひとも親子で楽しんでみてくださいね。
Head,Shoulders,Knees and Toes
とても有名な、「Head,Shoulders,Knees and Toes」の歌に合わせて、身体の部位をどんどん触っていきます。
途中、「eyes and ears and mouth and nose」と顔のパーツも加わり、日本語に置き換えて考えていると混乱してしまいます。
そのため、子供たちは、柔らかい脳を生かし、自然と日本語に訳さず、英語でそのまま覚えていくようになるのです。
スピードを速くしていって、みんなでちゃんと押さえられているか、競い合うのも面白そうですね。
もう一つこの遊びの良い点は、単数形複数形という日本語にはない概念も、知らないうちに身につけられるというところです。
まさに、机に向かっているだけでは覚えられない、生きた英語学習法です。
Tongue twister
Tongue twisterとはいわゆる早口言葉のことです。
「She sells sea shells by the sea shore.」、どうですか?
日本語の発音に慣れた私たち大人には、かなり難しい一文ですが、これがきれいに発音できれば、「S」に関しては、ほぼマスターできたと言えるでしょう。
子供たちは大人の何十倍も耳が柔軟ですから、今のうちからそういった早口言葉で遊んでおけば、将来発音で苦労することはなくなりそうです。
その他にも、「A big black bug bit a big black bear.」
「The rain in Spain stays mainly in the plain.」
など、本当に舌がもつれてしまいそうなものがたくさんあります。
発音の練習になるのはもちろんのこと、英語独特の言い回しを丸ごと暗唱できるので、文法の学習にもつながります。
数と色あて
箱とカラーボールもしくはおはじきを用意します。
子供に、まずは、「Two balls!」など、数を言って入れさせます。
上手にできるようになれば、次は、「Three yellow balls!」など、数と色を指定して、入れられるように繰り返し遊びます。
少ない数や赤青黄など基本的な色であれば、まだ話すことができない小さな子供でも楽しめます。
また、たくさんボールを用意して大きな数字をいったり、何種類かの色を組み合わせて指示すれば、小学生の子供でも手こずるかもしれません。
数と色は、あらゆる場面で登場する、最も基本的で重要な単語になります。
遊びながら、早いうちから身につけておくと、子供の英語学習にとって大変有利になってくるでしょう。