習い事の費用…。お金ってどれくらいかかるの?
子供の習い事の費用の平均は?
子供の習い事にかかる費用はどのくらいなのでしょう。
また、いくらぐらいまでなら、子供の習い事に費用をかけられるのでしょう。
最近は少子化が進んでいるため、以前よりは、子供一人あたりにかけられるお金が多くなっているといわれますが、習い事の費用は、毎月コンスタントに引かれていくため、やはり家計にとっては厳しいものがあります。
一人っ子の家と、兄弟が多い家では、もちろん状況が違ってきますが、概ね、一人1か月あたり、5000円から1万5000円ぐらいを目安にしている家が多いようです。
実際に、文部科学省が、平成22年にまとめた統計によると、公立の幼稚園に通う子供に対して、一年間に園以外の活動費として使われるお金は約8万4000円、さらに、私立の幼稚園の子供の場合だと、約15万1000円に上ります。
これを、12ヶ月で割ってみると、1か月当たり7000円〜13000円ということになり、先ほどの目安に近い数字が出てくることがわかります。
費用がかかる習い事
それでは、実際に、費用が高くかかる習い事はどのようなものがあるのでしょうか。
よく言われるのは、発表会があるピアノやバレエなどは、月謝とは別に、会の参加費用やチケット代、衣装代等が必要になることが多く、費用がかさむということです。
また、幼児教室や英会話スクールなどの勉強系の習い事は、学年が上がるたびに、教材を購入しなければいけないケースがほとんどで、思わぬ出費となるようです。
費用がかからない習い事
習い事の中でも、武道系や書道、そろばんなどは、公民館や小学校で教えられている場合も多く、
比較的安価で続けることができるといわれています。
ただ、検定や試験などは別途費用が掛かる場合もありますので、その点は注意が必要です。
また、同じ習い事でも、人件費のかからない通信教育は幾分費用が抑えられる傾向にあるようです。
兄弟が多い場合は、兄弟割引があったり、教材を使いまわしできる所を探してみるのも、習い事の費用を抑える効果的な方法といえるでしょう。
習い事の費用に男女差がある?
男の子よりも女の子の方が、習い事にお金がかかるというのは、よく聞く話です。
おそらく、女の子に人気のあるピアノ等の文化系の習い事の発表会で、まとまったお金がかかることが、そのように感じさせる一因といえるでしょう。
ただ、男の子に人気のスポーツ系の習い事をすると自然と身体が大きくなり、食費がかさんでくるという声もよく聞きます。
そのあたりもトータルして考えると、一概に言うのは難しいのかもしれませんね。